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未来の広場

ここでは、私たちI-cubeからのメッセージをお届けしていきます。
第1回目はI-cube代表の小池さんからのメッセージです。

未来の広場 写真

医療とはなにか。

医療とは何か。いろいろな考え方があります。

病気を治す仕組み。病人を癒す仕組み。

それでもいいと思います。でもきっと、それだけでは足りないと思うのです。
医療は、人間の再生産を支える仕組み、人間を再活性することによって社会を支える仕組みだと、私たちI-cubeは考えます。

「人間の再活性」

ただ息をすること、は人間が生きていくことと意味は違います。社会の中、家庭の中での存在として、ひとは人間として生きています。

仕事をしながら社会に参加し、家族の一員として家庭で生活し、友人たちと趣味を楽しみ、それらを通じてひとは元気を取り戻し、また社会・家庭・友人たちと関わりそれらを元気にしていく。その人間生活のサイクルの中でひとが元気を取り戻す仕組みを、私たちは人間の再生産とよびます。

ただ、その再生産がとまってしまうときがあります。それが病気です。医療は、その病気になったひとびとが、社会・家庭・友人のもとへ帰れるようにする仕組みです。

医療=医学×倫理×安心×社会

私たちは医療を上のように定義します。

「倫理」
人間を再生産するためには、医学だけではいけない。医療は、患者さんをはだかにしなければ治療できません。大切な人生、価値観にしばしば関わらなければいけません。そこに踏み入れるためには、ひとりの人間である患者さんへの気持ちと、どんな人間として自分たちは関わるのかという倫理が必要です。

「安心」
人間を再生産できるためには、安心感も必要。 安心がなければ、再生産に必須の、人間の治癒の力を引き出すことはできません。またそれがなければ不信感を生み、不信感はしばしば医療を破壊します。

「社会」
医療という場で人間を再生産するのは、医学・倫理・安心だけでもありません。家族、会社、政治といった社会の構造があってはじめて、社会の中で生きる存在である人間を再生産できます。

今、社会が精一杯であるのと同様に、医療界も精一杯です。病院・診療所の運営はとてもたいへんです。ゆとりはありません。ゆとりがないと、ひとは目指すところを見失います。病院や診療所もまた同じです。

今の医療でたいせつなことは、ゆとりがないからこそ目指すところを取り戻し、それを仲間と共有することで元気を取り戻すこと。

だからこそ、私たちI-cubeは、人間の再生産を目的とする医療を目指し、それを通じてより元気な社会を目指しています。
そんな活動にぜひ、参加していただけるとうれしいです。